スマホを格安SIMにして固定費削減!なのにちっとも貯まらない。
節約頑張ってるんだけど、気づけば月末お金がない。
頑張って節約しているのになぜか貯金ができない。
そんな経験はありませんか?
それって節約した後の行動が間違っているからかもしれません!
実は、節約はやった後が一番大事なんです。
この記事では
節約したらそのあとやるべき事を紹介していきます。
この記事を読めば、自動的に貯まる仕組みが作れちゃいますよ。
節約した後にやるべき事
節約したら、その後やるべき事はたった2ステップです。
1、節約して浮いたお金がいくらか把握する
2、浮いた金額の半分を目的別口座に入れる
え!それだけ?と思う人もいると思いますが、実はこれができていない人が多いんです。
浮いたお金は半分貯蓄に
例えば、
今月は食費が余ったから焼肉にしよう!
でも次の月には野菜が高騰して結局予算オーバー。
先月焼き肉しなければ、、、
こんな経験ありませんか?
この時、焼肉に使うお金は半分にして、半分は貯蓄に回しておけば、
ちょっと焼肉の予算は下がるかもしれませんが、
我慢することなく、貯蓄もできてしまいます。
まとまった金額が浮いたらすぐに半分貯蓄!
この習慣をつけることができると、お金が自然に貯まる体質になれちゃいますよ。
浮いたお金の半分を貯蓄に回すと言っても、
食材が5円や10円安かったからその半分を計算!とやっていても、
1回10円だったら100回節約しても貯蓄に回せるのは500円にしかなりません。
半分貯蓄に回すのはある程度まとまったお金が浮いたときにしましょう。
まとまったお金を削減したいなら固定費の見直しがお勧めですよ。
固定費の見直しについての記事はこちら【これ以上は無理?家計が苦しいシングルマザーが見直すべき固定費9選】
目的別口座の活用
浮いたお金を貯蓄に回す時、新たに銀行口座を作るのは面倒ですよね。
最近の銀行は1人につき1口座しか開設出来ませんし、
他の銀行の口座に送金すると手数料がかかってしまうこともあります。
また、最近は小額からの積み立て投資を勧める記事なども多いですが、
十分に貯蓄がない状態で投資をするのはお勧めできません。
そんな時にお勧めなのが、銀行の目的別口座です。
同じ銀行の同じ口座の中に、目的によってミニ口座をいくつか作れるという仕組みです。
貯金箱のようなイメージですね。
たとえば、
GMOあおぞらネット銀行では、
・10個まで好きな名前の口座を作ることができる
・自動で目的別口座に振り替えるサービス
があります。
また、目的別口座からは直接出金できないため、使ってしまう心配もありません。
たとえばこんな使い方
スマホを格安SIMにして4000円引き落としが減った。
この減った分のうち2000円は目的別口座に自動振替しておこう!
目的別口座にはできること、できないことがあります。
ここでは、GMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行を比較してみました。
GMOあおぞらネット銀行 | 住信SBIネット銀行 | |
名称 | つかいわけ口座 | 目的別口座 |
口座番号 | あり(一部制限あり) | なし |
利用可能な口座数 | 10個 | 10個 |
名前の変更 | 〇 | 〇 |
目的別口座間の振替 | 〇 | 〇 |
ATMからの出金 | 〇 | × |
定額自動振替 | 〇 | 〇 |
定期預金や外貨預金 | 〇 | 〇 |
目標金額設定 | × | 〇 |
GMOあおぞらネット銀行=袋分けの家計管理がネットでできる感覚
住信SBIネット銀==貯金箱をネット上に作る感覚
比べてみると微妙な違いがあり、目的によって使い分けが出来そうですね。
ネット銀行の口座を持っていないなら一つ開設しておくと便利ですよ。
結局いくら貯めればいいの?
目的別口座で貯蓄をしましょう!と言われても、目的もないのに貯蓄するのは大変!と思う人もいますよね。
そんな時はまず、月の支出の3か月分を目標にしましょう。
3か月というのには理由があります
支出の3か月分というのは生活防衛費の最低金額だからです。
生活防衛費とは、病気や失業など万が一に備えるためのお金です。
保険などに加入している人もいると思いますが、
実は、こうしたいざという時もらえるお金というのは煩雑な手続きを踏まなくてはならず、
すぐには振り込まれないことがほとんどなんです。
例えば失業給付金の場合、給付金をもらえるまでに以下の手順を踏む必要があります。
- 会社から離職票をもらう
- ハローワークでの手続き
- 7日待つ
- 雇用保険受給説明会に出席する
- 約4週間後にやっと失業認定
- 失業手当の振り込み
いかがでしょう?長い道のりですよね。
失業保険がもらえるまではだいたい2か月と言われており、
その間の当面の生活費は自身の貯えで何とかしなければなりません。
そのために、生活防衛費が必要なんです。
生活防衛費があれば、いざという時も慌てる必要がありませんし、急な出費などの一時的な対応にも使えます。
また、ある程度生活防衛費が貯められると自信がついて、その次のステップである資産形成への第一歩になりますよ。
まだ生活防衛費がない!という人は、まずは月の支出の3か月分を目指してみましょう。
浮いたお金は半分貯蓄する癖をつけよう
銀行の目的別口座を活用して生活防衛費を貯めよう
まずは月の支出の3か月分を目指そう