節約し尽してもうこれ以上削るところがない!
ポイ活とか色々してるけどなんだか疲れてきた。
こんな時にお勧めなのが固定費の見直しです。
この記事では、忘れがちな固定費9項目を解説します。
この記事を読めば、まだ手をつけていない節約ポイントが見つかるかもしれませんよ。
目次
見直すべき固定費9選
- 生命保険
- 医療保険
- 自動車保険
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- インターネット代
- スマホ代
- 家賃
それでは、順番に見て行きましょう!
生命保険
見直した方が良いのはこんな人
- 保険料が家計を圧迫している
- 必要な保障額がわからない
- しばらく見直してない
生命保険は人生で何番目かに高い買い物と言われます。
月額にすると実感しにくいですが、長年払っていると大きな金額になります。
家計に占める割合が大きい場合には、一度総額を計算してみてください。
もしもの備えは大事ですが、そのために現在の生活が苦しくなるようでは本末転倒になってしまいます。
シングルマザーにもしものことがあった時は、遺族年金が支給されます。
会社員であれば遺族厚生年金、弔慰金や死亡退職金といった福利厚生があることも多いです。
そういったものを無視して言われるままに決めている人は要注意です。
子供はあっという間に大きくなりますよね。
子供が大きくなってくれば、必要な保障額は逆に少なくなっていきます。
もう成人間近なのに、保障額はそのままなんていう事はありませんか?
家や車も自分に合うスペックのものを選んで、メンテナンスをしながら使っていきますよね。
生命保険も同じです。
自分に合ったものを賢く選んで、しっかりもしもに備えておきたいですね。
詳しい見直し方法はこちらの記事【シングルマザーが今すぐ見直すべき生命保険の話】で紹介しています。
医療保険
見直した方が良いのはこんな人
- 医療費の助成がある
- 入院日額といわれてもよくわからない
- なんとなくがん保険に入っている
児童扶養手当を受給しているシングルマザーは「ひとり親家庭等医療費助成制度」が利用できることがあります。
自治体によって多少の違いはありますが、保険診療であればほとんど医療費はかかりません。
シングルマザーは子育て世代の20代~40代の方が多いと思います。
例えば、20歳~24歳の女性が入院する確率は、0.1%です。(平成29年度患者調査の概要)
これは妊娠出産も含まれています。
また、厚生労働省の病院報告では、一般病床の平均在院日数はほとんどが20日を切っています。
これで入院日額5000円が最高300日まで保障される保険に入っていたらどうでしょう?
多すぎると感じる人もいるのでは?
5000円×20日=10万円ですので、ある程度の貯蓄があれば賄えることも多いです。
とはいえ、長期で入院する可能性は誰にでもありますので、バランスを考えたいですね。
2人に1人ががんになると言いますが、その中にはステージの低い初期のがんも含まれています。
また、一般的にがんは高齢になればなるほど発症率が上がるので、年齢によって大きくリスクは異なっています。
例えば30歳の女性が今後10年間でがんに罹患する確率は1.6%です。
若い女性に多いのは乳がんや子宮頸がんですが、20代女性の子宮頸がんの受診率は26%と低いのが現状です。
検診もしていないのにがん保険に入るなんて本末転倒になってしまいますよね。
自動車保険
見直した方が良いのはこんな人
- 車両保険に入っている
- 特約が多い
- 対人対物の意味がよくわからない
車を持っている人であれば、車両保険に入っていますよね。
でも、新車でもないのに車両保険に加入していませんか?
注意すべきは、車両保険は修理代や車の購入代金全額を保証してくれるものではないと言う事です。
車両保険は、時価で換算されますので、100万円の修理代がかかったのに、車を買って数年経っていて20万円としか評価されなかったなんてことも起こってきます。
もし車両保険をずっとつけっぱなしという人がいたら、一度自分の車両価値を判断してみましょう。
自動車保険には特約をつけることができます。
一つ一つの特約は高額ではないことが多いですが、チリも積もれば山となります。
沢山の特約を付けていませんか?
特に、他の保険やサービスと二重になってしまうものには要注意です。
たとえば個人賠償責任保険特約は、日常生活上の偶然の事故などにより損害を与えてしまった場合に備えるためのものですが、PTAや学校、自転車の保険などで加入している場合もあります。
ただ、特約の中には運転者限定特約や年齢条件特約のように、逆に保険料が安くなるものもあります。
自分以外は運転しないのであれば、運転者限定特約はつけておくなど、自分にとって本当に必要なものかしっかり検討したいですね。
車両保険の金額は、対人対物の保障額で大きく変わります。
この金額を削っている人はもう一度よく考えてください。
自動車事故の賠償金額は数千万、あるいは億単位の場合もあります。
対人、対物の補償はできる限り大きくしておきましょう。
くわしい見直し方法はこちらの記事【車持ちのシングルマザーに必須!自動車保険を賢く節約するポイント!】で紹介しています。
電気代
見直した方が良いのはこんな人
- 新電力をまだ検討したことがない
- 自分の契約アンペア数がわからない
2016年の電力自由化によって、電力会社が自由に選べるようになりました。
自由化以降に新たに参入した事業者を新電力と呼びます。
ポイントが貯まったり割引が使える会社もあり、家族構成や使い方によっては会社を乗り換えることで一気に節約になるケースもあります。
手続きもネットで完了する場合が殆どですので、一度シュミレーションできるサイトなどで検討してみると良いですよ。
電気料金の基本料金は契約アンペア数で変わってきます。
契約アンペア数というのは、一度に使える電気の量です。
これは、同時に使う家電がどのくらいあるかで決まります。
洗濯機を回している間にレンジ調理しながら掃除機がけ、、のような事をするなら契約アンペア数は大きくなってきます。
ファミリー向けの契約アンペア数なのに2人暮らしで家電は同時に使う事もあまりないのであれば勿体無いですよね。
詳しい見直し方法はこちらの記事【我慢しない!シングルマザーにオススメの電気代節約方法】で紹介しています。
ガス代
見直した方が良いのはこんな人
- まだガス会社を見直したことがない
- ガスとセット割りができるサービスを使っている
電力の自由化に加えてガスの小売も自由化され、ガス会社も自由に選べるようになりました。
プロパンガスの場合には地域によっては選択肢が少ないかもしれませんが、
都市ガスであれば選択肢が増えています。
電気やネットと一緒に契約すると割引されたり、ポイントが貯まるサービスもありますので、まだ検討したことがない人は一度シュミレーションしてみると良いですよ。
特に、電気やガスをセットで契約すると割引になるサービスをすでに使っている場合、
たとえばソフトバンクや楽天のサービスをすでに使っている場合、電気もガスも全てまとめればお得になったりします。
自分の使っているサービスで電気やガスのサービスを開始していないかチェックしてみると良いですよ。
水道代
見直した方が良いのはこんな人
- 減免申請を忘れている
児童扶養手当を受給している母子家庭には、水道料金の減免制度があります。
これは別途申請が必要ですので、見落としているという方も居るかもしれません。
市町村によって制度の概要は異なりますので、減免を受けていない人は今すぐ手続きしましょう。
インターネット代
見直した方が良いのはこんな人
- 光回線以外はよくわからない
- 自宅で動画はほとんど視聴しない
自宅のネット回線と言えば、工事が必要で乗り換えは大変というイメージを持っている人も多いと思います。
ですが、工事不要ですぐに乗り換え可能なモバイルWi-Fiルーターや、コンセントに差し込むだけのWi-Fiルーター、ケーブルテレビでのインターネットなど様々な選択肢があります。
また、スマホの大容量プランでデザリングして使うことも可能です。
特に、契約してから時間がたっており、5000~6000円の料金を払い続けている場合には、大幅に安くできることもあるので一度検討してみてはいかがでしょうか。
自宅ではあまり動画を視聴したり、大容量の通信を行わないという場合、自宅の光回線がオーバースペックの場合があります。
高速、快適などが売りの回線は非常に魅力的ですが、実は日常のインターネット検索程度であれば必要ないことも多いです。
実際、私は容量オーバーすると速度が低下する回線を使っていますが、検索程度であれば全く問題なく使えます。
スマホ代
見直した方が良いのはこんな人
- 自分に最適なギガ数がよくわからない
- 大手キャリアを単体で使っている
スマホのプランで基本料金に大きく影響するのが使えるギガ数です。
ところが、自分が実際月にどのくらいのギガを消費しているか、気にしていない人も多いのが現状です。
私は1GBのプランですが、自宅ではWi-Fiに接続していますし、今まで困ったことはありません。
一般的に使えるギガの量が多ければ多いほど基本料金も高くなってきますので、自分にとって最適なギガ数を知ることから始めてみましょう。
ドコモやソフトバンクといった大手キャリアには、家族割引や電気ガス、自宅のネット合わせての割引など、格安スマホにはないサービスもたくさんあります。
ですが、特に割引もないのに昔から使っているという理由でスマホだけ契約しているとどうしても割高になってしまいます。
最近はキャリアメールを使わなくてもメールは使えますし、格安スマホのサービスも向上してきています。
もし理由もなく大手キャリアを使っているという方は、格安スマホに乗り換えることをお勧めします。
詳しい見直し方法はこちらの記事【シングルマザーのライフスタイルに合ったスマホプランの選び方】で解説しています。
家賃
見直した方が良いのはこんな人
- 通勤に時間がかかっている
- 引っ越し資金がない
通勤に時間がかかっている人は、通勤で失う時間を何に使えるか考えてみてください。
例えば、通勤に往復2時間かかる場合、もしその2時間がなければ今より疲労も少なくなり、長時間働くことも可能です。
実家が近い、どうしても子供学校の近くが良いなど、事情がある場合は別ですが、シングルマザーは身軽さが武器です。
例えば、勤務先の近くに住むと家賃が数千円上がるけど、その分もう少し働けてお給料も上がるという場合には迷わず引っ越しをお勧めします。
引っ越せば今より家賃が安くなるのに、引っ越し費用がない!という人もいると思います。
そういう場合、母子父子寡婦福祉資金貸付金制度が利用できる場合があります。
これは住宅を移転するために住宅の賃借に際し必要な資金を国が貸し付けてくれる制度で、保証人がいれば無利子で借りることも可能です。
資金がないからと諦めずに、公的な支援を上手に活用して行きましょう。
まとめ
いかがでしたか?
まだ手をつけていない項目はあったでしょうか?
今後は各項目についてもっと詳しく記事を書いて行こうと思います。