FIREにとって家、車、保険は天敵!?
とにかく固定費にお金をかけずに支出を減らすことはFIREを目指す人にとっては常識とも言える考え方ですよね。
中でも、家、車、保険は一番大きな固定費なので、極限まで減らしていたり、持たないという選択をする人も多いと思います。
実は私は家賃15万の賃貸マンションに住んでおり、車は新車を5年ごとに買い替えています。
更に保険も数千万の生命保険と医療保険に加入しています。
それでいながら資産5000万円に到達しました。
副業はしていませんし、資産のうちの投資比率も半分ほどです。
ではなぜこんなことが可能なのでしょうか?
福利厚生は見えない給与
答えは、ズバリ福利厚生です!
もちろん自分の会社にはそんな福利厚生なんてないよ!という人もいると思います。
そういう人でも今後転職する際にこうした福利厚生の効果を知っているといないとでは大きな違いが出てきますので、役に立つと思いますよ。
福利厚生のない会社勤めやフリーランスでも福利厚生が受けられる裏技はこちらの記事から
私の勤める勤務先には、
- 借り上げ社宅制度:会社が会社の名義で家を借りてくれて、自分は格安の社宅使用料を会社に支払う
- 借り上げ車制度:会社が自分の所有する車を営業車として借りてくれて、私に毎月車の使用料が支払われる
- 会社加入の生命保険、医療保険:会社が従業員に保険をかけてくれており、入院時や死亡時に残された家族が保険金を受け取れる
という3つの大きな福利厚生があります。
このおかげで、私は家賃15万円のマンションに格安で住むことができ、車のローンと同額を毎月会社からもらい、自分では一切保険料を支払っていないのに入院時などに保険金が受け取れるのです。
福利厚生の素晴らしいところは、給与に含まれていないので非課税で様々な恩恵を受けられるという点です。
給与30万の人の手取りは24万円ほどになります。
同じ24万でもそこから家賃や保険料を支払うのと、すでに家賃や保険料が天引きされた後の24万では生活が大きく違います。
私のケースで考えると、15万円の家に住み、車のローン月4万円を支払い、保険料月5千円を支払うと考えると、それだけで月20万円近くの出費です。
手取り24万円ではとてもじゃないけど生活して行けません。
ところが、これらが全て会社の負担となると目には見えなくても月20万円の給与をもらっているのと同じことになり、手取りの24万円は丸々生活に使えるようになります。
年収は変わらないのに、生活の中身が大きく変わるのです。
これが福利厚生の力です。
これから就職や転職をする人は、見かけの給料の多さだけでなく、見えない福利厚生にもしっかり目を向けることで、思わぬ恩恵を受けられるかもしれませんよ。
チェックしておきたい福利厚生7選
では、どんな福利厚生があると良いのでしょうか?
効果の特に大きい福利厚生を挙げてみましょう。
- 社宅、家賃補助:金額が大きいので実質の年収が大きく上がります
- 借り上げ車制度やマイカー通勤制度:車を所有するコストが大きく下がります
- 保険:格安で団体保険に入れたり、会社が保険料を負担してくれる場合もあります
- 食事補助:格安の社員食堂があったり、日当などが出る場合は大きく家計の助けになります
- 財形:勤務先の独自の給付などがある場合は利回りがとても高くなる場合があります
- 持株会:購入に際して補助が出る場合は資産形成の大きな味方になってくれます
- 健康診断や人間ドックの補助:健康でいることは一番の節約です
これから就職をしたり、転職を考えている人はもちろん、今勤めている会社の制度を実はよく知らないという場合もあると思います。
せっかく制度があるのに使いこなせていないのはもったいないですので、そうした制度がないか確認してみるのも良いでしょう。
これから転職する人は、見た目の年収だけでなく福利厚生にもぜひ目を向けてみて下さい。
資産形成の大きな味方になってくれるかもしれませんよ。
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